以前共感のWSをご提供させていただきました鈴木孝信(Dr. Taka Ph.D.)と申します。世界に急速に広がっているトラウマ療法ブレインスポッティング(BSP)の国際トレーナーでもあります。この度は、みなさんのご興味に沿うような1日ワークショップと本格的トレーニングを実施するに至りましたので、ご案内差し上げます。
WSの方は、4月23日に海外講師を招いての、関係性の重要性についての3つのレクチャーから成るWS、”4.23 Who We Are”です(紹介サイト、申込サイト)。トレーニングは、徹底的に共感を身につける共感モデル”TIPモデル”のトレーニングです(紹介サイト、申込サイト)。それぞれチラシも添付しますので、お知り合いに勧めるなどの用途でご活用ください。
両企画共に、心理臨床では(技法ではなく)関係性が決定的であるという僕の結論を、みなさんとシェアする試みであります。それぞれ紹介ページを設けましたので、ご覧頂けたら幸いです。みなさんの学びのために、経済的にも都合がつきやすい設定にしましたので、ぜひこの機会に臨床力を大幅に上げる学びをご堪能ください。
4.23WhoWeAre (4月23日12:00-18:30 onlineライブ参加/録画視聴参加)
本WSでは関係性のエキスパート3名からそれぞれ2時間のレクチャーを楽しめる内容となっています。通訳ありです。
Dr. Baconは米国のセラピストで心理療法の効果は技法ではなく全ての心理療法に共通した要因によるとする「共通要因理論」の先駆者です。彼からは、確固たるエビデンスから、セラピーでは何に意味があり、それをどう伸ばしていけるかを学ぶことが出来ます。
Marie-Joseは、BSPのトップトレーナーの一人です。彼女のあらゆる経験から、セラピストの愛(クライアントに対する態度)が効果には関係しており、それに気づくこと、伸ばすポイントなどを学ぶことが出来ます。
Dr. Takaは日米で活躍する臨床家、教育者、研究者です。彼からは、共感的な関わりの重要性、そしてより共感的になり共感体験を効果的に使うためのヒントを学ぶことが出来ます(さらに詳しくはTIPモデルのトレーニングを受講することをお勧めします)。
Dr. Baconは日本で初の講演になります。そんな彼の考えを凝縮した論文「心理療法の不都合な真実」(2019) の翻訳版(PDF)を申込者には特典としてプレゼントします。Dr. Bacon含むこの3人の講義を受けることで、心理臨床への考えが(前向きに)変わることは間違いありません。録画視聴参加の枠も設けておりますので、この稀な機会をぜひご検討ください。
TIPモデル (4/1-5/21 通常受講/研究受講)
TIPモデルは、開発者(Dr. Taka)の臨床と欧米の昨今に至る共感研究の知見から見出した生理学的シンクロニーに基づく共感のモデルです。「もっと共感を感じ、もっと共感を有効に使う」をキャッチコピーとしたこのトレーニングは、米国カウンセラー教育学のノウハウを使って構造立てられた、共感を確実に学び、定着させるための本格的なトレーニングです。
トレーニングは①online学習(80ページ程度のテキストと5時間程度の動画)②2日間のlive研修(4/15-4/16 online)そして③1ヶ月の期間のグループ・コンサルテーション(4回の模擬セッションと4回のミーティング)から成り立っています。
トレーニングの効果を調べたパイロット研究では、参加者の共感行動の割合が増加したことが示された他、参加者は、トレーニングを通じて非常に前向きな体験をしたことが示されました。
TIPモデルは、クライアントの安心・安全の感覚を作り出し維持することに大きく役立ちます。それを持ってクライアントは認知を超えた身体感情体験をする援助が可能となります。どんなアプローチの効果も向上させてくれる学びとなるでしょう。
トレーニーを一人一人尊重し、全員の学びを保証したいため、定員を意図的に少なくしました。ですので、ご興味がある方はすぐにお申し込みください。TIPモデルでは、さらに学びの深まる「研究受講」の枠も用意しています。少しご協力頂くことで、通常受講よりもさらに深く共感が身につくと思います。詳しくは紹介サイト、そして申込サイトをご覧ください。
ぜひご検討して頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
Dr. Taka Ph.D.
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