研修主催団体: 大阪心理臨床研究所
研修内容:
親面接セミナー(受講者募集)
親面接は、子どもの心理療法を支えるという重要な役割を持ちますが、親が親として育っていく過程でもあります。親面接には様々な形態があり、基本姿勢を守りながらも臨機応変な対応が求められます。
本セミナーでは、精神分析的理解を用いて、親機能への援助、家族の関係性への援助、親の個人的葛藤への援助など親・家族へのアプローチを議論しながら検討します。
セミナーの前半1時間は、親面接の講義または文献講読で、後半1時間は事例検討になります。基本的な理論を基盤に事例を通して実践的に学びながら、親面接による親・家族支援の可能性について考えていくことを目標にします。
親面接は、個人心理療法等に比べ、なかなか焦点が当たることが少なく日陰の仕事となりがちです。そこに光を当て、大切な営みとして取り上げ検討したいと考えています。SC、児童福祉や母子保健等の行政機関、小児科等の医療機関、発達支援機関といったさまざまな現場で実践されている方々と共に学びあう場となればと思います。ご参加をご検討いただければ幸いです。
日時:基本は第1土曜日 18時20分~20時20分(2時間) 年10回
講師:竹山陽子(大阪心理臨床研究所所長。日本精神分析学会認定心理療法士・スーパーバイザー、 NPO法人子どもの心理療法支援会認定心理療法士・スーパーバイザー)
小島香織(宝塚市立教育総合センター、個人開業。日本精神分析学会認定心理療法士。精神分析的サイコセラピーインスティチュート大阪修了生)
場所:大阪心理臨床研究所とZOOM開催(ハイブリッド)
〒534-0025 大阪市都島区片町二丁目1番40エスト・ヌーヴォー201号
受講料:全10回30000円
定員:5~10名 親面接の事例を呈示できる方(面接設定は問いません)
申し込み:お名前、所属、職種(臨床心理士の方は臨床心理士番号)を記載し、メールでosaka.shinririnsho@gmail.com まで申し込みください。
*臨床心理士定例型研修会ポイント申請予定(年度終了後になります)
*申込締切:2025年3月20日
文献:Rustin,M.(2000): Dialogue with parents, In Work with Parents:Psychoanalytic Psychotherapy with Children and Adolescents. Karnac Books, London.津田真知子,脇谷順子監訳(2019):子どもと青年の心理療法における親とのワーク.金剛出版.東京
日時 ※全回、後半は事例検討
第1回 4月5日 講義:親面接の基本
第2回 5月10日 文献:第1章
第3回 6月7日 文献:第2章
第4回 7月5日 講義:親面接の技法
第5回 8月2日 文献:第3章
第6回 9月6日 文献:第4章
第7回 10月4日 講義:親面接のプロセス
第8回 12月6日 文献:第5章
第9回 2月7日 文献:第6章
第10回 3月7日 まとめ
注)5月3日(祝)は、5月10日(土)に変更、2024年11月と2025年1月はお休みです。
問い合わせ先:大阪心理臨床研究所 竹山陽子 osaka.shinririnsho@gmail.com
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