(公社)葵橋ファミリー・クリニック主催の研修講座の案内を致します。
【 心理臨床における「みたて」の技術 】
クライエントにより良い援助を提供するため、私たちはまず「みたて」ということを考えます。
初めてお会いして、お話をお聞きし、その方の問題状況をできるかぎり全体的に把握し、私たちに何が提供できるのか、できないか、検討することになります。その後の支援の成否は、この時の把握の質に大きく左右されるといっても過言ではありません。
従来の精神分析的心理療法が培ってきた病態水準の議論を手掛かりに、自我の機能水準を包括的に捉え、プロセス指向心理学やユング心理学、トランスパーソナル心理療法の視点も総合して、そのポイントを整理しているのがプロフェッショナル・サイコセラピー研究所の富士見ユキオさんと岸原千賀子さんです。彼らが主張する関係療法的アプローチとその「みたて」の取り方は、現場で臨床を行う者にとってとても役立つ視点となるものです。そのエッセンスを、お伝えできればと思います。今年はできるだけ事例を入れ込んで、みなさんの日常の臨床につながりやすいお話が出来ればと思います。
日程:2021年10月17日(日曜、10:00~17:00 休憩含む)※研修プログラム(パンフレット)でご案内した日から変更しております。
講師:濱野 清志(京都文教大学 臨床心理学部教授/臨床心理士)
会場:キャンパスプラザ京都 第4講義室
受講料:一般15,000円、AFC会員・学生13,000円
※日本臨床心理士資格認定協会の研修ポイントを取得できます。
研修のお申込みは下記のURLから行えます。
講座内容の詳細などは、お問合せ、もしくはホームページ(http://kyoto-afc.jp/education_list.html)をご覧ください。
問い合わせ先:TEL(075)431-9150/FAX(075)431-9158/E-mail afc.kenshu@honey.ocn.ne.jp
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